茂右衛門 国分寺/フランス菓子 その7
東京都国分寺市南町2-18-3 042-323-8200
営業時間 11:00~20:00
定休日 月曜日、火曜日
駐車場 無
テイクアウトのみ
ラ・ヴィエイユ・フランスの次は国分寺にある茂右衛門へ。
国分寺はちょっと面倒な場所にあるけど、東京もフランス菓子を騙るだけの不味いお店がほとんどですし、茂右衛門に行かないと美味しいお菓子にありつけないと言っても過言ではないですから必ず訪問したい。

ムースリーヌは力のあるポアールの味わいと香り。これにリカールの香りの相性が良い。
ショコラのムースはアニス香。アニスというより八角かな?
本当はレグリスを使うお菓子なんだっけ?

いちじくとココナッツ 580円(税込)
それぞれのパーツがすごく美味しいのだけど、もう少し味わいの明るさが欲しかったかな。

ペシェ・ミニョン 580円(税込)
オレンジやレモンの柑橘系の伸びのある味わいと、硬めの米の食感。リオレ的なものです。
ほんのりアマンドアメールもきいて、香りや味わい食感ともに印象に残る美味しいお菓子でした。
こういうお菓子を日本でやると重ったるくなりがちだと思いますが、立体感のあるお菓子として仕上がっていますし、さすがです。

洋梨のシャルロット 580円(税込)
好きなお菓子なんですが、ここのは甘さが強かったのか、香りの明るさや味わいの軽やかさがなかったのか忘れましたが、あまり印象に残っていません。
トゥルティエールのシャルロット・ポワール好きでしたねぇ。

キャフェ・ベネディクティン 580円(税込)
苦味のあるお酒を使用しており、これがコーヒーのニュアンスを増幅させているように感じる。
一瞬すごく濃いコーヒーが主張してくるようにも感じたけど、ちょっとバランスなのか分からないけど個人的にはあまり理解のできない味だった。もちろん基本的な美味しさはあるし、その先のことです。

フリュイ・セック 500円(税込)
めちゃくちゃ旨いやつです。
前回も食べてますが、このお菓子は本物のフランス菓子が好きな人には食べてもらいたいですね。
たまらないです。

この日、これまでに行った2店とはやはりレベルが違うというか次元が違いますね。
ひと口でこの違いが分かります。いや、食べなくても分かりますけどね、香りで。
材料のレベルも当然違いますし、そもそも美味しくする気があるのか?というお店ばかりで悲しくなりますね。
東京でフランス菓子など美味しいお菓子を食べたいなら茂右衛門に行きましょう。
開店前から長時間並ぶ余裕のある人はパリの空の下へ一度行ってみてください。
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