ローラン・デュシェンヌ (Laurent Duchene) ~フランス旅行2015年10月 5日目~
2 Rue Wurtz 75013 Paris, France +33 1 45 65 00 77
営業時間 7:30~20:00
定休日 日曜日
テイクアウトのみ
ホームページ
2015年フランス旅行の5日目、まずはメトロ6号線でグラシエール駅(Glacière)で降り、ローラン・デュシェンヌ(Laurent Duchêne)へ。
ローラン・デュシェンヌ氏は1993年にMOFを取得しています。ルレ・デセール(Relais Desserts)の会員でもあります。奥さんは日本人。
ジャン・ミエ(Jean Millet)での修行経験もあるようです。

ショコラ系が多いかな。価格は5€弱のものが多いです。
フランスでもショコラ系はどうしても避け気味です。MOFやルレ・デセールのメンバーだしヴァローナだろうなと思っちゃいますしね。まあ、全てではないと思いますけど。
何故そういったシェフたちが美味しくもないヴァローナのショコラを使うのかという疑問は、ヴァローナがきっちりMOFやルレ・デセールのスポンサーになっているというところにヒントがあると考えます。
そして、味の判断ができない多くのパティシエたちはその味に疑問を感じることもできず、そういう有名シェフたちが使っているものは最高のものなんだと思い込んで使っているのでしょう。

Entremets

Traiteur
こちらも美味しいだろうな。

pain
バゲットなどのパンもあります。

EXODUS 4.9€
上はショコラブランを軽く合わせたようにも感じるが、ヴァニーユ香るクレーム・シャンティー。
マンゴーやパッションのジュレやクリームにアナナスのロティ。
ショコラレのガナッシュはライムが香る。ちょっと心配だったショコラですが、ショコラ自体の美味しさは特に感じませんでしたが嫌な重さなどは感じなくて良かったです。組み合わせやミルクチョコというのもあるかもしれませんが。
ライムの香りが突き抜け、パッションなどの香りや酸と相まって爽やかで適度なコクがありながら軽やかさがあって美味しい。香りが良いお菓子でした。

TARTE aux POMMES 3€
ほんと、フランスのリンゴは明るく爽やかで美味しいですね。
ただ、アパレイユが甘すぎた。今まで食べたフランスのお菓子の中で一番甘かった。
日本の方が甘さを強く感じることが多いので、この甘さはフランスでは珍しいなと思いました。
タルト生地は粉の味を感じ美味しいです。

Madeleine 1.1€
日本のはどうしてもきめ細かく、それでいてすかすかと軽く、口の中の水分が持っていかれてもっさもさするものばかりだけど、これは本当に美味しいですね。日本でフランス菓子を名乗る店が売ってるマドレーヌってなんなの?全然違うんだけど。
ほどよい弾力と力強さのある食感で食べ応えもあり、香りも良いし味わいがあるし美味しいなぁ。
日本だと全く買う気が起こらないマドレーヌですが、フランスはとても美味しいです。年始にも食べたけどほんと旨かった。

Cake aux fruits confits 11.5€
Petits11.5€(330g)、Grands16.8€(470g)

ほどよくラム酒、ギュッと力強い食感で生地の美味しさとフルーツの香りと明るさ。
記事にしてないですけど、ベべのケーク・エグゾティックを食べたとき、これを少し思い出しました。

Cake thé citron 11.5€
Petits11.5€(380g)、Grands16.8€(490g)

アールグレイとシトロンのケーク。
アールグレイのお菓子ってどうも好きになれないことが多いけど、これはとても旨かった。
食感はしっとりややねっちりとした感じもあり、デ・ガトー・エ・デュ・パンのパンデピスを思わせるような食感。フランスらしい粉の力強さ。
アールグレイの香りとシトロンの突き抜ける香りが絶妙なバランス。購入時は普通にケーク・シトロンだと思ってて、アールグレイと知ったときにしまったなぁ・・と思ったけどすごく美味しくて良かった。
アールグレイの香りの使い方が上手いのか質が良いのか、モリヨシダの単調で甘ったるいものとは全く違います。
ほんのりビターアーモンドが香るようにも思うが気のせいだろうか。

ローラン・デュシェンヌは実はあまり期待してなかったんですけど、美味しかったですね。
タルト・オ・ポムは甘すぎたけど、もう1つの方は美味しかったですし、焼き菓子は安定のフランスクオリティという感じでとても美味しかった。
難点を挙げるなら、生菓子はショコラ系が多いのであまり積極的に食べたいものがないかな、というところですかね。
あまり行くことがない地域ですが、次回も行ってみようかな。
ジャルダン・ミシュレ(Jardin Michelet)という公園でローラン・デュシェンヌのお菓子を食べてから歩いてアレジア(Alésia)方面へ。
オ・デリス・デ・ザンジュ(Aux délices des anges)
読者の方に教えてもらったお店へ。
閉店してた~。残念です。

ドミニク・サブロン(Dominique Saibron)
その後、パリ初旅行でクスクスサラダがある意味印象に残っているドミニク・サブロンが近いので歩いて行ってみたら、休業日でした・・。2店連続で振られました。

次はアレジア(Alésia)からメトロ4号線でエチエンヌ・マルセル(Étienne Marcel)へ。
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