イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 代官山/フランス菓子 その9 ~2014年11月東京食べ歩き~

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ   ☆9→☆8 (2019年1月 ☆-1)
東京都渋谷区猿楽町17-16 代官山フォーラム2F   03-3476-5211
営業時間 10:30~19:30(イートインL.O.19:00)
定休日 火曜日、第2・第4水曜日(祝日の場合は営業、翌日振替休日)
駐車場 無
イートイン 有
ホームページ



ケララの風Ⅱの次はイル・プルー・シュル・ラ・セーヌへ。
約30年前もから本物のフランス菓子の味わいを追求し作り続ける弓田氏のお店。その影響を受け、弓田氏や関係の深いドゥニ・リュッフェル氏のお菓子を作る菓子屋が全国にちらほらある。
岐阜のプレリュードトゥルティエール、京都のタンドレス、東京の茂右衛門、北海道のAKIRAリヴゴーシュ・ドゥ・ラセーヌなど真面目なお菓子作りをしている良いお店が多い。
僕も数年前まで好きだったオーボンヴュータンがフランス菓子屋としてもてはやされるが、フランス菓子の味わいじゃないんですよね。河田氏は見た目や形だけそれっぽくして味を追求したり表現しようと思ってないのかも。それとも、ほとんどのパティシエと同じようにフランスのお菓子の味わいをわかってないというのも無きにしも非ずですが。
本当に認められるべきは弓田氏なんです。間違いなく。
そして、いまだに誰も追いついてこれません。
フランスの味を再現するべく確かな舌で選んだ材料の輸入までやってますしね。それまで手に入れることができなかったヨーロッパの質の良い素材が手に入るようになった。
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シブーストゥ・マロン 670円(税込)
美味しいねぇ、やはり本物のシブーストは旨い。
イルプル系のお店以外で本物のシブースト作っているお店ありますかね?卵焼きとか高野豆腐みたいなやつとか、ただのムラング・イタリエンヌという感じの香りも味わいもない偽物ばかりです。どこも冷凍ですしね。旨ければそれでも良いんだけどさ。
個人的にはプレリュードのシブストマロンの方が好きですけどね。イルプルはスペイン産のシロップ漬けの栗を加工、プレリュードは確か岐阜産の栗で、むくところから作っているという差があります。
栗の食感や味わいなど違いがありますが、このあたりは好みの問題かな。それぞれに良さがあると思います。
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モネの睡蓮 567円(税込)
トゥルティエールで何度か食べているお菓子。
複雑さを感じるカシスの味わいとショコラ、レモンの香りがスコーンときいてインパクトがあります。
トゥルティエールより、どしっと濃いイメージがありました。重さは感じないのですが、甘さが強く感じたのが気になるところでした。
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ポロネーズ 567円(税込)
以前も食べてますが、とても美味しいです。
仕上げに軽く焼かれカスッとした甘ったるくないムラング・イタリエンヌ、キルシュのきいたブリオッシュとクレーム・パティシエール、フルーツ。
このレベルのポロネーズ作ってるお店は日本にあるのかな?茂右衛門は最近作ってたようですが、期待できそうですね。
オレンジの味わいや香りが明るさを出し、香り良く本当に美味しいです。
一見地味な品ですが、ここのポロネーズは一度食べて欲しいですね。他のお店にあったとしても食べると撃沈する可能性が高いです。
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この日、店内のイートイン席が空いてなくて外で食べていたら弓田さんが教室の方から出てこられて、テーブルのところまで来てくださいました。以前もめちゃ握りの強い握手を交わしてますが、なかなか機会がないですし、少しですがお話しすることができてよかったです。

そういえば、今年で30回目を迎えるドゥニ・リュッフェル氏のフランス菓子・料理講習会が開催されます。
普段菓子を作らない僕でもすごく行きたいですが、本物のフランス菓子を作りたいパティシエは絶対に行くべきです。日本とフランスの素材の違いなどあるので、1ヶ月くらい前から何度も試作を繰り返し、ドゥニ氏が来日してから更に納得のいくものに調整しルセットを完成させるという徹底ぶり。そんなお菓子や料理をドゥニ氏の実演で学べます。
有名パティシエだかなんだか知らないがフランス菓子も作れない者を講師に迎え、間違ったフランス菓子を教えている講習会には何度行っても意味がありません。
もう一度言いますが、本物のフランス菓子を作りたいパティシエはこの講習会に絶対に行くべきです。
そして偽物のフランス菓子を普及することはやめて、本当に美味しいフランス菓子を広めてください。

イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 記事一覧はこちら


2014年11月東京食べ歩き 記事一覧
・ヴィロン (Boulangerie Patisserie VIRON)
・ケララの風Ⅱ 南インド料理
・イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 代官山/フランス菓子
・茂右衛門 国分寺/フランス菓子
・ダバ・インディア 東京/南インド料理
・ファブリス・ジロット (Fabrice Gillotte) 東京駅/マカロン

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COMMENT4

違う側面  

No title

そうともいうことが出来ますが
約30年前にケーキ屋のフランチャイズシステム的なビジネスを始めたということも出来ます

コジータ  26歳  

No title

違う側面さんへ

全く違うと思いますが、もしこんなに美味しいフランチャイズがあれば大歓迎ですね。
でもパリはチェーン店でも旨いんだよなぁ。

sasaki  

No title

まさにコジータさんが書かれている通りだと、私も思います。今年は30周年なのでドゥニさんの講習会になんとか参加したいのですが、忙しくて難しそうです。

コジータ  26歳  

No title

sasakiさんへ

そこらの講習会はなんも意味がないですよね。フランス菓子じゃなく洋菓子が作りたいのならいいのかもしれませんが(笑)

今回のドゥニさんの講習会、写真はありませんがお菓子の内容見ただけですごく惹かれますね。
30周年ということもあってすごく行ってみたいです。