偽物混ぜたって北海道バター100%使用
新千歳空港で見つけた「北海道バター100%使用」と表示してある菓子。
こういう表示だと、いかにもマーガリンやショートニングなどバターの模造品が入ってないように思ってしまいがちですが、裏を見てみると・・・。

偽物混ぜたって「使用」しているバターについては北海道バター100%ということです。
食品表示法に違反はしてないんだと思いますが、一般消費者としては誤解しやすい表示です。特に100%と表示してあるとね。
北海道産バター入りのマーガリンを使うと「北海道バター100%使用」とは表示できないと思うので、わざと分けてるってのもあるかもね。
※追記・・北海道"産"とは一言も書いてないね。更なる疑いが出てきました。怪しさ満点(笑)

きなこバター
こちらは名古屋にあるお店で見つけたもの。

バターは一切入ってません。よくあるパターンですが。
ショートニング気持ちわりぃ~・・。

ケーキ屋でもよくありますが、お店のホームページやブログなどでやたら「純生クリーム使用」をアピールしてるけど実は植物性ホイップ(偽物)混ぜてるとか、ほとんどの品に偽物使ってるくせにロールケーキだけ「純生クリームのみ」なんて誇らしげに表示しちゃって、うちはきちんとした材料使ってるんだよ的なアピールをする「消費者をいかに騙そうか」っていうお店が多い。
消費者を誤解させるような表示、騙すような表示が本当に多い。
また、特に個人店の場合は原材料表示などあてにならないというのもありますね。
「いかに言葉で騙そうか」ではなく、味に真面目なお菓子作りをしてもらいたいところですが絶対にこういうのはなくならない。
偽物ばかりで食のレベルが低い日本、作り手側だけでなく、本物を知り消費者側の食への意識、レベルが上がってこれば少しは良くなるのだとは思います。
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